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  • 執筆者の写真osaru

秋の養生「腸を整えるおやさい」その1

「やさい予報」10回目は、秋の養生に最適な食材をご紹介します。秋分も過ぎこれから日を追うごとに涼しさが増します。今回は夏の疲れを取り、秋から冬への体づくりに最適な食材です。旬は夏。ですが、まだまだこれからも食卓に登場する「オクラ」のご紹介です。

このコーナーでご紹介したお野菜は、毎週土日に青山の国連大学前で開催されている、ファーマーズマーケットで購入することができます。お野菜の入荷情報にご協力くださっているのは無農薬、無科学肥料でお野菜を作る。バグラスファーマーズさんです。

(国連大学を背にして右手渋谷寄りにブースがあります。少し移動されているかもしれないので木の看板を目印に探してみてください。テントの上にぶら下がっている木の看板が目印です。)

「オクラ」の基礎知識

前々回のモロヘイヤと同じ、ネバネバの代表格「オクラ」です。年中食べられるようになってきたオクラの旬は、6から8月までの三ヶ月が旬とされ、最も栄養価が高い時期です。 原産地はアフリカ、古代よりエジプトで栽培されていたようで原産地についてもやはり出どころが似ていますね。 「オクラ」の栄養素について

ネバネバは整腸作用を促す食物繊維

「ガラクタン」や「アラバン」モロヘイヤの回でも紹介した「ペクチン」などの食物繊維です。ペクチンはモロヘイヤのおさらいにお話しましょう。整腸作用を促し、便秘や下痢を予防して、大腸ガンのリスクを減らす効果があるとされるほか、コレステロールを排出する作用でも知られ成人病の予防にも良いとされています。

夏バテでダメージをうけた体内、特に第二の脳といわれる腸を助けてくれるのでぜひ今の時期に食べておきたいものです。 また 緑黄色野菜として「βカロテン」も豊富。「ビタミンB1」豊富でこちらはなんとまたピーマンの3倍。この他「ビタミンC」、「カリウム」も豊富です。 「オクラ」の美味しい1品

出汁不要!季節の切り替わりに野菜で回復。 オクラと干しトマトのスープ

<材料>量はお好みで調整してください

・オクラ ・干しトマト(なければ生トマト)

・トマトジュース(なければ水でOK)

・玉ねぎ ・塩胡椒 ・生姜 ・オリーブオイル

すりおろした生姜、スライスした玉ねぎ、干しトマトを水で戻し、戻した水ごと(足りないスープはトマトジュース)を鍋にいれ、一煮立ちしたら、塩と黒胡椒で味を整えます。 オクラを投入して火を落とし、軽くオクラに火が入ったら、バジルなどのハーブをアクセントに添え、オリーブいおるを回し入れてできあがりです。ビタミンA B Cを一緒にいただける美容にも良いスープ。ぜひお試しください。


続きは 秋の養生「腸を整えるおやさい」その2に続きます。 「やさい予報」は毎週金曜日10時から放送される「Crystal ISM」(Reinbowtown/FM周波数88.5MHz )。おさるは偶数週で登場いたします。

次回のOnAirは9月27日是非ラジオも聴いてみてください。ご拝読感謝です。


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