• osaru

新玉ねぎで、カラダも衣替え

最終更新: 2019年5月23日

その時期のお野菜をいただくことは、そのお野菜が最も元気な時期で栄養素も豊富です。今回のご紹介するのは「新玉ねぎ」と「葉玉ねぎ」。「やさい予報」2回目の放送も無事終了。ご拝聴感謝です!

さて、今回は春しか食べられない玉ねぎ。「新玉ねぎ」、そして「葉玉ねぎ」についてご紹介します。 新玉ねぎはみなさんご存知だと思うのですが。「葉玉ねぎ」はあまりご存知ない方も多いのではないでしょうか?  1月から3月あたり新玉ねぎが出回る前に登場し、白い部分が大きくなってない玉ねぎを葉ごと出荷するもの、これを「葉玉ねぎ」といいます。(一般的に茶色い皮に覆われている「玉ねぎ」は収穫後、乾燥させて保存できる状態のもの)

すべて美味しくいただける「葉玉ねぎ」 葉は栄養豊富な春限定の味覚

前回ご紹介した菜葉類と同様、この時期は葉は栄養がとても豊富です。加熱するとぐんと甘みが増して。 食感は、ネギに比べてやわらかく、玉ねぎ独特の甘い香りと味わいです。 葉の部分は、ホイル焼きにしてお味噌やお醤油バターでいただくと、手軽で美味しいおつまみや惣菜の1品になります。 根の白い部分も美味しくいただくために、葉玉ねぎは購入したら葉を切り落とし、早めに調理するのがおすすめです。4月に入り「名残(=終わり)」の食材になりつつある葉玉ねぎです。みかけたらぜひ試してほしい食材です。

カラダに嬉しい栄養素たくさん 春の新玉ねぎたちは、生食がおすすめ

玉ねぎが栄養豊富な食材です。その中でも代表的な栄養素は4つ「アリシン」「イヌリン」「オリゴ糖」「ケルセチン」があります。玉ねぎを食べることで、カラダに期待できることを、ざっくり説明すると。 ・血液がサラサラ

・腸内フローラを整えるサポート

・高血圧を抑制 ・消化を助け、代謝アップ なんか目がキラキラしちゃうワードがいっぱいあります。

まずは栄養成分「アリシン」を中心に食べ方をご紹介

血液サラサラ成分「アリシン」 空気に触れる時間が長いと、辛味が消え アリシンが増える

「新玉ねぎ」と「葉玉ねぎ」に共通していることは、1年通して出回る玉ねぎよりも、生で食べやすいこと。よく水で晒して辛味を抜くということをしますよね?この辛味がアリシンの元になる「硫化アリル」という成分。 血液サラサラの効果があるといわれている「アリシン」は、水に溶けやすく、加熱でも壊れやす特性があり、栄養素を無駄なく美味しく食べるにも生食がオススメなんですね。

水にさらさず辛味を消す方法 それはスライスした玉ねぎを空気にふれさせること。15分程度、放置していただくだけで辛味が薄くなります。辛味成分が空気に触れることで「アリシン」に変化するため、放置する時間が長いと「アリシン」が増えることになります。 さらに辛味をしっかり抜きたいなら スライスした玉ねぎに軽くラップをして、冷蔵庫で90分ぐらいを目安に置いてみてください。ひと手間かかりますが、大切な成分が増えるなら、作るのも楽しくなりますね。


豚肉に含まれるビタミンBとは相性が抜群 さらに「アリシン」は豚肉に多く含まれているビタミンBの吸収を高めてくれます。血液サラサラ、粘液や肌の再生にも良い、Bの吸収を助けてくれるというのであれば、美肌も期待できそうです。スライスした玉ねぎに薄切り豚バラを巻いてポン酢で食べたくなりました。 水溶性食物繊維「イヌリン」そして「オリゴ糖」

腸内フローラを整える 大腸まで届く「餌」の役割

大腸の腸内細菌は食物繊維を食べて「短鎖脂肪酸」を作り出す働きがあります。 食物繊維「イヌリン」や「オリゴ糖」をはじめとする、消化されにくく、大腸まで届きやすい「難消化性成分」がこれに相当します。(ちなみに腸内フローラを形成するには他に「中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸」もあります。これらは植物からの摂取ができます。しかし「短鎖脂肪酸」は分子量が小さいため、食物で摂取してもこの状態で大腸までは届きにくいのです) 「短鎖脂肪酸」は 腸内のホルモンの分泌を活性化させて代謝を高めたり免疫力を調整アレルギー症状を緩和する腸内フローラを整えてくれる作用があり、玉ねぎの成分「イヌリン」と「オリゴ糖」はこれらを大腸で作り出すための餌になるのです。 栄養を余すところなく、美味しくいただく常備菜レシピ

玉ねぎの蜂蜜りんご酢漬け

・スライスした玉ねぎ 3〜5個程度 ・蜂蜜(できれば非加熱)200g

・塩        少々

・りんご酢     500ml 上記材料はお好みで変更してみてください。 スライスした玉ねぎは、しばらく放置(辛味を飛ばす度合いはお好みで)、軽く塩を降って塩もみします。滅菌した密閉可能なガラスの瓶に蜂蜜とリンゴ酢と一緒に漬け込んで出来上がりです。1日つけたら食べられます。冷蔵庫に入れて置けば2週間程度日持ちのする常備菜に、単品にお醤油や塩で味付けし、油と敢えて食べても美味しいです。おかずとして食べたい方は、蜂蜜の量を減らして甘みを減らす作り方で調整してみてください。 サラダのトッピングはもちろん、バターソテーしたチキンにトッピング、豚しゃぶの付け合わせのような火を通した肉や魚のアクセントソースに。また納豆のトッピングとしても、なかなか相性がよかったです。

また「イヌリン」は大腸に存在するビフィズス菌との相性も良いので、蜂蜜を多めに入れて甘くしたて、ジャムの代わりにヨーグルトのトッピングなどにもおすすめです。


加熱しても強い栄養素「ケルセチン」

滋養強壮として愛された玉ねぎ 血圧上昇の抑制や コレステロール値の減少などの生活習慣病の予防 最近は認知症の抑制についても研究されています

おさる父が脳梗塞で倒れたたのち、予防食として玉ねぎを多く食べてもらっていました。残念ながら父は他界してしまいましたが、介護で付き合って食べていたおさる母は高血圧や糖尿病予備軍でしたが、数値が改善して、今もこの食材は美味しいといって食べ続けています。(他にあれやこれやをたくさん取り入れたので、玉ねぎも改善したひとつの要因ではあると思っています)ケルセチンは油と一緒に取ると吸収が高まるので、先ほどの常備菜を野菜と一緒に炒めたりするのもいいですね。 その昔コレラが蔓延したときに、予防に玉ねぎが良いと言われて広まり浸透したという説があります。昔から、滋養強壮として愛された野菜なんですね。 3月4月は入社や移動の歓送迎会で外食も飲酒も多かった時期ではないでしょうか?

血液サラサラ、さらに腸内の環境を戻し、代謝高めるきっかけとして活用できそうな、新玉ねぎと、葉玉ねぎ。 今週末からゴールデンウィーク!連休が始まります。元号も令和へ!代わり新しい時代がやってきますね。 春の「初物 新玉ねぎ」と「名残 葉玉ねぎ」、この2つの食材で「カラダも衣替え」なんていいなと思いご紹介しました。 春の食材として生で!とおすすめした玉ねぎですが、食材は美味しい!と思って食べることがとても大事。お好みでいろんな調理でお試しください。


このコーナーでご紹介したお野菜は、毎週土日に青山の国連大学前で開催されている

ファーマーズマーケットで購入することができます。情報にご協力いただいているのは、

無農薬無科学肥料でお野菜を作る。バグラスファーマーズさんです。

(国連大学を背にして右手渋谷寄りにブースがあります。少し移動されているかもしれないので木の看板を目印に探してみてください) 第二回「やさい予報」はこれにて終了となります。動画。。。またあとでアップしますね 今日はちゃんと時間越えませんでした。しかしカンペみっぱなしでしたね。3回目はもっとブラッシュアップします。 毎週金曜日10時から放送される「Crystal ISM」(Reinbowtown/FM周波数88.5MHz )。おさるは偶数週で登場いたします。 次回の「やさい予報」は5月10日です。ご拝読感謝です!

<後述> 動画やっとこさアップ。 2回目。時間の経過を確認する砂時計は見れたが、 内容盛りだくさんすぎました。反省。


©   osalooon.info

SUBSCRIBE VIA EMAIL

  • ツイッター