すっかり風邪を引いて声がガラガラなんです。スナックのカウンターで「アタシも若い頃は無茶やったわ」とかタバコを吹かして話したらしっくりくる声。この声治るのかしら。ラジオで今週末いよいよお話。何もこんな時に…。こんな時にって時ばっかり事件はおこるのであります。
事務所の引っ越しやらでバタバタと3月を過ごしたら風邪を引きました。しかもおとといから声がガラガラです。(汗)今週の金曜日からのラジオでお話するのに、こんな声でどうするんだ!そして反省するも懲りずにタバコ吸う…。ということで付け焼き刃ですが、風邪に対処するべく、ここ数日のメンテナンスを書き記して置こうと思います。
まずは東洋医学的な熱出しの風呂で応急処置
風邪は万病の元といいますが、東洋医学の考え方の一つに、風邪はその季節のずれに応じたカラダの調整を行う作用があると言われています。
お世話になってる鍼灸の先生や整体の一つ均整の先生も「風邪を引いたら薬などで安易に解熱しないほうがいい」とおっしゃっています。子供の頃引いた風邪を思い出すと、高熱で寝汗をかいて寝るとスキッと治った経験はありますよね。この作用がなく、薬で簡単に直してしまうとなんとなく咳がのこったりして長引いたり、ぐずつくこともあるのではないでしょうか。また、38度前後の高熱が出ない場合は、風邪の滞在時期をできるだけ短くするために、熱いお風呂に入って、擬似的に体温を高熱の状態にもっていく「熱出しの風呂」をします。ちょっと荒療治な治療法なので、興味がある方にしか具体的にはお話していません。
詳細は記載してなくても熱い風呂入ればいいのねと思う方へ 荒療治なだけに、以下の該当の方はオススメしませんのでご注意を
38度以上高熱が出ている
インフルのような感染系の場合
嘔吐や下痢がある時
便秘気味の場合
高齢者、小さなお子さん
それ以外でも体力がないと思う場合
個人の経験でいうと、湯上り時、相当体力消耗した状態になります。まるで「あしたのジョー」で減量する力石なみにフーフー言いながら頭からバスタオルをかけてしばらくちびちび水をのみながら汗が引くのを待ちます。そして汗が引き切ってからではないと、お布団に入れません。(汗をかいてカラダの粗熱を落ち着かせないと余計な寝汗でカラダが冷える可能性があるからです)
細かいお風呂の入り方は、後日体力がある時に紹介しようと思います。なんせ今ヘロヘロなもんで。何卒ご容赦を。。。
養生中に飲む飲み物
葛根湯もいいけどサマハンがおすすめ
サマハンはスリランカのアーユルヴェーダのお茶です。1杯分顆粒のパックになっており、アマゾンでも販売しています。カラダがあったまるので、冬の冷えを解消したいとき、風邪の引きかけにもいいです。薬湯のようなものだけど非常に飲みやすいです。
食欲がない時は梅醤番茶でカラダを応援
弱っている時にはガツっと食べたいという人もいらっしゃいますが、本当に食欲がない時はポカリなどの水分補給が肝心で、消化が必要な食べ物を無理に摂取することが必ずしも適しているとは限らないそうです。 簡単に説明すると、高熱時カラダは抗体があちらこちらでバイキンと戦ってます。抗体が戦うためにカラダは血液で栄養補給をしています。食事をとると、血流は胃に集中します。すると戦闘中の抗体に栄養補給はできなくなり一旦休戦状態になります。せっかく戦っていた抗体が引き上げることとなると、やっつけられていたバイキンも息を吹き返してしまうようです。ということで、食欲がない時は無理に食べず寝ているのが良いとは一理あるのです。そして吐き気がない人には梅醤番茶がおすすめです。 梅醤(生姜)番茶の材料
暖かい番茶かほうじ茶
梅干し1個(潰したもの)
醤油2、3滴
すりおろした生姜の絞り汁(あれば)
鍼灸の先生がおすすめする食欲がない時の栄養補給の飲み物です。食事ができない時でも脂肪をエネルギーに変えてくれるとのことでした。 梅は解毒の作用もあり、食欲のない時、二日酔いの時、夏バテなどにもオススメされています。作るのめんどくさかったらすでに瓶詰めなどで商品になっているので、お湯でといて簡単に飲めるものもあります。 余談ですがおさるは「カラダの脂肪がエネルギーに?それって痩せるじゃーん」と調子に乗って試したことがあります。3日食べられなかったということが大きな要因でしたが、確かにめったにみることのないメモリを指していたので、病み上がりに体重計を記念撮影をするほどの痩せっぷりでした。この情報は全く個人の感想なのでアテにはなりませんが、カラダがヘロヘロ時に(もしかしたら痩せちゃうかも)なんて思いながら、飲めたら幸せですよねw。
喉には大根とはちみつ汁
器に大根を角切りにして、はちみつを入れておきます。3時間程度おいておくと大根の水分がでてきます。
これを数回にわけて飲むとよいです。喉の痛みに効きます(子供の頃からの民間療法です)
また、使用するはちみつは加熱生成されていない生蜂蜜がおすすめです(ただし小さいお子さんに使用する場合はご注意ください)。これもまた別の機会でお話しますが、アーユルヴェーダでも提唱されており、加熱された蜂蜜は消化しづらい粘性の高い物質に変化されると言われております。
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