脳は絶対的な身体の司令塔でないといったらびっくりしますか? 脳は身体を管理する働きはありますが「盤石な頼れる門番」というより「ちょっぴりヒステリックな受付嬢」のような存在です。環境の微細な変化に素早く対応する私たちの脳は、外部からの働きかけで、感情を含めた体の働きが切り替わります。この「受付嬢」と上手に付き合い仲良くすることで、ご自身の心身を応援することができます。これはつまり身体の「本当の司令塔」は脳ではなく、あなた自身だということです。なんだか頼もしいですよね。
寂しい・悲しいの感情は ほんの一手間で切り替えができます
「寂しい」という感情が湧く時に、どんな心象風景が浮かぶかを詳しく調べると、大半が冬などの寒いシチュエーションを思い出します。
実は「寂しい・悲しい」という感覚と「寒い」という感覚を脳内で捉える部位は同じです。また「寂しい」と脳が感じると「寒い」という感覚も連鎖し、「寒い」という感覚を捉えると「寂しい」という感覚も同様に連鎖を起こします。
このように「寒い=寂しい」という構図を破る自主的な行動は取れます。
誰かとハグをするとあったかいし気持ちが満たされますよね。でもそれ以外の一人でも対処方法があります。それは「体を温める」ことです。赤道直下に近い暖かい気温の地域では「寂しい」は発動しずらいのです。
少しだけ、寂しいとか悲しい気持ちになったら、あったかいものを飲んだり、運動などの体を温める行為をする。お風呂に入って身体を温めるのも良いでしょう。または優しい肌触りのものにくるまる。もふもふのぬいぐるみを抱っこする。笑うことも身体が温まる行為ですね。
幼い子供が、お気に入りのぬいぐるみをずっと持っていたり、お気に入りのタオルや毛布をいつまでも手放さない、なんてエピソードはよく聞かれます。あれは幼い子なりに、無意識のうちに感情を補っている行為でもあります。
このお話は、そのような子供の行為を見かけても「寂しい思いをさせてしまってる」という点に着目してほしいのではありません。(もちろんあなたの「寂しい」が消えて心に余裕ができから対処してあげてほしいことではあります)むしろ着目すべきは、子供はそのように無意識に身を守る行為を知っているのということです。無垢なものが素直に対処している行為、これは大人にも有効だということを知ってほしいのです。
もしあなたがふと「寂しくなったら」?
どうか原因は探らないで、まずはあったかいお茶を飲んでみましょう。
悩むより先に、身体を温めることのほうが有効です。
から抜粋してお話しています。他にもいろんな身体の作用のお話が書かれています。 興味があったらぜひどうぞ。 またこんな可愛い動画が公開されています。 日本赤十字社のメッセージ素敵です。ぜひご覧ください。 気分が落ち込みそうなのはみんな同じで、特別なことではないのです。 落ち込みそうな気持ちの自分に、良い悪いをつけないことも今はとっても大切。 そしてもしあなたが「ささやかれそう」になったら、 あったかい飲み物をまずは口に含んで暖かさを味わってみて。
追記
「人蕩(ひとたら)し術」という書籍があり、人を惹きつける魅力的人物になることについて具体的に解いてる書物があります。この6章にとても素敵なことが書かれており、今回お話していることにも似た内容をとてもわかりやすく述べています。
音声で一部お伝えします。
お時間がある方はぜひ15分ほどお耳拝借できますればぜひ気分転換に
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