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夏バテ防止に栄養豊富な穀物をまるっといただく

最終更新: 2019年7月13日

「やさい予報」7回目にご案内するのは夏の味覚とうもろこしです。とうもろこしは世界三代穀物の1つ。「え?野菜じゃないんだ!」と思った方いませんか? 実はおさるもそのひとりです。しかも、単なる穀物侮ることなかれ、豊富な栄養素はお野菜以上。夏バテ防止、むくみも解消してくれるので、この時期に、食べていただきたい食材です。

このコーナーでご紹介したお野菜は、毎週土日に青山の国連大学前で開催されている、ファーマーズマーケットで購入することができます。お野菜の入荷情報にご協力くださっているのは無農薬、無科学肥料でお野菜を作る。バグラスファーマーズさんです。

(国連大学を背にして右手渋谷寄りにブースがあります。少し移動されているかもしれないので木の看板を目印に探してみてください。テントの上にぶら下がっている木の看板が目印です。)


日本では古くから黍(きび)として親しまれてきました。おとぎ話の桃太郎がお供の動物たちにあげた「きびだんご」も、同種の赤みのある「もろこし」だったそうです。今私たちが食べているいわゆる「とうもろこし」は安土桃山時代に、その名の通り唐(とう)の国から伝来してきたものです。

単なる穀物侮ることなかれ

野菜以上にやさらしい? 炭水化物だけじゃない豊富な栄養素

穀物ときけば当然頭に浮かぶ栄養素は炭水化物。…なんですが、このトウモロコシ、かなり素敵な栄養素、豊富に含有しています。

<不溶性食物繊維 セルロース> なんとさつまいもの4倍も多く含んでるそうです。あの食物繊維の代表格みたいな野菜を凌ぐなんて…びっくりです。 <ビタミンBの宝庫> 糖質の代謝を助ける「ビタミンB1 」脂質の代謝を助ける「ビタミンB2」タンパク質の代謝を促す 「ビタミンB6」 の他に、血流をサポートしてくれる、ナイアシンなどビタミンB群を保有しています。また少量ではありますが「ビタミンE」含まれているので、血流のサポートにもなり、肌荒れ、皮膚再生にも役立つ栄養素が豊富です。

<ミネラルも豊富> 前回もお話した、むくみの解消 と高血圧予防の「カリウム」の他に「マグネシウム」と「鉄分」、この他、造血に必要な「亜鉛」や「銅」も含んでいます。

普段甘い味のおやつのような優しい存在が、世界三大穀物にふさわしい、風格を感じませんか?メインの穀物として珍重されてきたのには、こんなに豊富な栄養素が裏付けされていたんですね。「こんなにすごくてインカ帝国!(カラムーチョコピー引用)」(さすがにラジオで叫ぶ勇気はなかったので)ブログでこっそり叫んでおきます(笑)

旬のとうもろこしは丸ごと食すべし!

普段なんとなく捨ててる部分 知ったら捨てにくくなります

もう一つおさるがとうもろこしについてお伝えしたいことがあります。それは「捨てないでできるだけとうもろこしは丸ごと味わって!」を目指していただきたいのです。捨てないでほしいもの、それは<芯><ヒゲ>です。実はこの二つには捨てるのがもったいなくなるほど、いいことがあるんです。

<芯> なんとこの素材、キシリトールの原料にも使用されています。胃痛の回復、腎機能の低下によるむくみなどにも良く、利尿効果もあります。そして野菜出汁としても美味しいベースになります。

<ヒゲ> 古来から漢方薬として使われており、利尿、かっけ、腎臓病、糖尿病の治療薬として、また、体にたまった毒を出す生薬として珍重されてきました。





ヒゲと芯どうすれば余すところなく食べられる? その1

まずはお茶で飲んでみよう!

ヒゲはできるだけ購入したら早めに処理するのがおすすめです。茶色い部分はカットして捨ててしまってください。黄緑色のみずみずしいヒゲは、細かく刻んで、食材としても使えます。 芯もヒゲも天日で干してからお茶にできます。が。。。なんせズボラなので干しませんw おさるは干さずに軽く洗ったヒゲはそのまま水から入れたヤカンを沸騰させて10ふん煮立たせます。芯も同様でもOK。 もちろん一手間をかけることもおすすめです。 干し椎茸や、切り干し大根、寒天などは、天日に干すことで、栄養素が凝縮し旨味も増します。手間をかける楽しみももちろんあると思います。 ベジスープの作り方 鍋に水を貼って水から茹でます。適量は芯3本に700cc程度長く煮込むなら、最初は1リットルぐらいでもいいと思います。煮て芯が柔らかくなったら、ハンドミキサーなどでマッシュして潰します。粗熱を取ったら、布巾で漉して、美味しいベジスープの元にもなります。もちろん、この煮出したベジスープをお茶として飲んでいただいても甘みもあってとても美味しいですよ。

ヒゲ少量なんだけどどうしたらいい? ヒゲも煮出すのに5本ぐらいで2リットルとか言われています。とはいえこんだけオススメしたらなんとかトライしたくなりますよね?少量でのおすすめは「売っているコーン茶に足して飲む」です。市販のお茶に風味を増したい方には、少量でも是非ヒゲを入れてポットで少し蒸らしてあげてください。風味の豊かな美味しい夏の飲み物ができあがります。一度飲んだらきっととうもろこしをヒゲ茶のために大量買いしてるかもしれません^^。


ヒゲと芯どうすれば余すところなく食べられる? その2

炊飯器に刻んでぽい 炊き込みご飯でまるごといただく

ヒゲは茶色くなった部分は捨て、黄緑色ののみずみずしい部分を食べやすく刻みます。とうもろこしの身は包丁で削ぎ落とし、芯はそのまま3センチぐらいの輪切りにして上部に乗せて炊き込み、炊き上がったら芯は捨てていただきます。 丸ごとで一番簡単なとうもろこしの味わい方です。


今週末、バグラスファーマーズさんでは、とうもろこしがたくさん入荷してくるそうです。 循環農法だからこそ、安心して丸ごといただける、とうもろこしは嬉しいし食材ですね。あますことなく楽しめると、なんか調理してても無駄がなかった分達成感もあります。「きちんと無駄なく食べきる」野菜をそうやって食べられることも最近、料理の楽しみになってきています。

今週末、青山へお出かけの方は、是非、野菜たちに会いにいってみてくださいね。



今週のやさい予報は以上となります。 ご拝読感謝です!

ここ数週間日照不足が続いてます。 お野菜も葉物を中心にお値段が高騰しているようです。夏までどうなっちゃうのかしら?と心配して、先週、協力いただいているバグラスファーマーズさんにお邪魔しました。 提携の農家さんたちが、供給が滞ることがないように、各地がんばって対応してくださっているそうです。 全国の農家さんたちも同様に、頑張ってお野菜たちを育ててくれていると思うと、観葉植物が水やりすぎて枯れただけでヘタれるおさるとしては、ほんとにほんとに頭がさがります。 それからバグラスの吉岡さんがおっしゃっていました。「路地栽培、循環農法で育ったお野菜たちは病気や天候の変動にも比較的、強いんですよ」なんて頼もしいのでしょうね。 自然栽培の野菜は強いのかぁと、逆に励まされてしまいました。

お野菜を言い表すのに、適当ではないですが「雑草魂」とでもいいましょうか…、きっと野菜にも「基礎体力」があるんですね。人間も「基礎体力」と「雑草魂」は大事。あまり甘やかさず、持ってるものでなんとかする。そうするとちょっとずつ、野菜同様に、人も強くなるのもしれません。


毎週金曜日10時から放送される「Crystal ISM」(Reinbowtown/FM周波数88.5MHz )。おさるは偶数週で登場いたします。

次回やさい予報は7月26日、是非ラジオも聴いてみてくださいませ

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